本紙掲載日:2023-09-06
(2面)

警察官の仕事を体験−心構えも

足跡採取を体験する生徒(24日、日向署)
防護衣を試着し防護盾を持つ生徒(24日、日向署)

日向署・高校生対象に就職説明会

 日向警察署(梅原守署長)でこのほど、日向高校の生徒を対象に職業説明会があり、警察の仕事に興味を持つ生徒6人が参加した。同校に警察官志望者がいることを知った同署が学校に呼び掛けて実施した。

 説明会では、警務課の松浦央課長が県内には13の警察署があることや交通課、刑事課など各課の業務内容を説明。「警察官になると、まずは地域課から。地域課署員は事件も事故も最初に臨場する」と話した。

 また、昨年10月に同署に配属された朝倉浩介巡査と岩下ちなり巡査が、手錠や警棒、対人用防護衣、防護盾などの装備を紹介。警察学校についても話し、「警察学校では盾を持ったまま走る訓練がある」「ゴールデンウイークまで携帯は使えなかった」などと伝えた。

 生徒は、ヘルメットや防護衣の試着、足跡や指紋を採る鑑識業務を体験したほか、警察学校の様子や勉強時間などについて積極的に質問していた。

 巡査2人は警察官を目指すに当たり、「学校では制服のアイロンがけを必ずするので、今のうちから練習した方が良い」「きついこともあるが、同期が頑張っているので頑張れる」などアドバイスや経験を語った。

 小泉奈々華さん(17)は「盾の種類や指紋採取でアイロンを使うことなど新たなことも知れたし、(巡査)2人の話も聞けて良かった。警察官は小さい頃の夢なので、必ずかなえたい」と話した。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/