本紙掲載日:2023-09-07
(7面)

青春まっただ中、自分革命

3日間全力で日向高「紫雲祭」

 「Re・born(リ・ボーン)自分革命」をテーマにした日向高校(吉玉拓校長、485人)の学校祭「第49回紫雲祭」(文化の部、体育の部)は8月31日と9月1、2日、同市文化交流センターと同校であった。新型コロナの「5類」移行後初の学校祭で、4年ぶりにフル開催された。生徒たちは3日間全力で盛り上がった。

 文化の部の開会式で、吉玉校長は「皆さんは今、人生で最も多感で最も大きく成長できる青春のまっただ中にいる。素晴らしい思い出をつくってください」とあいさつ。

 実行委員長の治田真郁さん(3年)は来年度、創立50周年を迎えることに触れ「新型コロナの制限が緩和された今、たくさんのことに挑戦し、自分たち一人一人が日向高校に革命を起こし、新しい伝統をつくりましょう」と呼び掛けた。

 吹奏楽部の演奏で幕開き。「じょいふる」(いきものがかり)の曲に合わせて職員も登場し、軽快なダンスで会場を沸かせた。客席からの声出しが可能となったため、会場には生徒たちの元気な歓声や笑い声が響いた。

 伝統となっているクラス対抗の合唱コンクールでは、どのクラスも心を一つに舞台へ。審査の結果、「言葉にすれば」を歌った2年5組が最優秀賞に輝いた。

 また今回は、地域との連携を図ろうと初めて、橘ひょっとこ踊り保存会(日向市)と都農神楽保存会(都農町)に協力してもらい、それぞれ生徒も出演して郷土芸能を披露した。

 体育の部は天候が心配された中、無事に実施された。生徒たちはクラス対抗リレー、団対抗ダンスコンテスト、学年団技などで競い盛り上がった。

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