本紙掲載日:2023-09-08
(3面)

宮崎牛、改めて高い評価

団体優秀賞などの受賞を喜ぶ生産者ら(JA宮崎経済連提供)

九州管内系統和牛枝肉共励会

◆JA宮崎経済連−11年ぶり団体優勝

 JA宮崎経済連は5日、第47回九州管内系統和牛枝肉共励会(8月28日〜9月2日、福岡県太宰府市)で、JA宮崎経済連が団体優秀賞を11年ぶりに受賞したと発表した。個人最高賞の金賞も9年ぶりに獲得。両賞の同時受賞は19年ぶりという。

 同枝肉共励会は、JA全農ミートフーズ九州営業本部で開かれ、九州・沖縄地域の計8県から120頭、本県は高千穂地区など各圏域から選抜された15頭が出品され、枝肉の質などを審査。金賞はJA児湯の小守敏範さんが受賞した。

 肉用牛課によると、団体優秀賞は、本県から出品された枝肉の霜降りの指標(12段階)が全頭とも最高評価だったことなどが要因という。小守さんの枝肉は、肉の光沢や優れた脂肪の質など審査員7人の満票で金賞が決定したという。

 同課は「改めて宮崎牛の品質の高さを全国に発信することができた。子牛の相場価格の低迷で畜産農家は苦しい状況が続いている。今回のことを通じて子牛相場の上昇につながるような発信に心掛けていきたい」と話している。

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