来年１月１４日、いぶすき菜の花マラソン

実行委が延岡市内でＰＲ、参加呼び掛け

　第４１回いぶすき菜の花マラソンは来年１月１４日、鹿児島県指宿市で開かれる。広く参加してもらおうと、ＰＲに回っている大会実行委員会（実行委員長・中村勝信指宿市観光協会会長）事務局が８月３０日に延岡入りし、「ぜひたくさんの方々に参加していただきたい」と呼び掛けた。

　菜の花マラソンは、九州最大の池田湖や薩摩富士とも言われる開聞岳などを眺めながら、指宿市内をぐるっと１周する、全国的にも珍しい周回コースの市民マラソン。コース上には、温暖な気候を生かし、大会に合わせて育てた１千万本の菜の花が彩るという。

　毎年１万２０００人ほどが参加していたが、コロナ禍で３年ぶりの開催となった今年１月の大会の参加者数は８１１５人。「今年は通年通りの参加者数に戻したい」と、九州各県を回って参加を呼び掛けているという。

　ファンも多く、４０回連続出場者が３人いるほど。しかし年齢などを理由に、うち２人が今年１月を最後と決めていた。そのようなこともあり、４１回大会にはフルマラソンに加えて、池田湖までの１２・０５キロコース「ファンランニング」を新設。今年で最後と決めていた２人を含み、既に申し込みが相次いでいるという。

　事務局とともに訪れたいぶすき菜の花大使の瀬川奈々さんは、「おもてなし日本一も目指しており、地元の人たちが沿道でおいしいものを手渡すなど、最後まで走ってほしいと応援しています。たくさんの方々に来ていただきたいです」とＰＲしていた。

　問い合わせは大会実行委員会（�筍娃坑坑魁Γ横押Γ横毅毅亜法�