本紙掲載日:2023-09-08
(9面)

旭サンダース×延小城山、一ケ岡クラブ×南少年

第44回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊学童野球大会

◆9日、大王谷球場で準決勝、決勝

 第44回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊学童野球大会は9日、日向市・大王谷球場で準決勝と決勝が行われる。4強は延岡勢が占め、準決勝は旭サンダース―延小城山(午前9時)、一ケ岡クラブ―南少年(10時半)。決勝は午後0時半から予定されている。

 大会は日向市軟式野球連盟、延岡軟式野球連盟、夕刊デイリー新聞社の主催。日向、延岡両地区の18チームが出場し、8月26日から週末にトーナメントで県北ナンバーワンを争っている。

 旭と城山はともに主力に5年生も含む布陣で勢いに乗って4強へ。旭は1981年の第2回大会以来42年ぶり2回目、城山は4年ぶりで大会最多6回目の優勝を目指す。

 一ケ岡と南少年は投打に充実の布陣。一ケ岡は34回以来10年ぶり4回目、南少年は35回以来9年ぶり3回目の日豊ナンバーワンを狙う。

 4強を準々決勝後の主将コメントとともに紹介する。


◆旭、集中打光る

 6年生は3人だが、打率6割でセンスを感じさせる1番の松田ら、好打者がそろう打線が持ち味。集中打が光り、難敵との3試合を競り勝った。

 戸癲∩田、工藤が打率5割で、チーム打率は3割9分4厘。投手は山形、内田の両右腕が丁寧に投げ、打たせて取る。

◇打ってつなぐ−山形「みんなで応援しながらたくさん打って、つないでいけた。次は応援でも相手に負けず、またたくさん打ってつなぎ、優勝したい」


◆城山、一丸で競り勝つ

 2回戦は最大5点差を追い付き、タイブレークでも2点差を逆転し11―10。準々決勝は隈部が満塁弾を含む全打点を挙げるなど5―3。一丸で競り勝って4強に入った。

 これまで右腕の佐藤、隈部、大下が登板。3人は打線でも1〜3番でいずれも5割を超える。

◇チーム力で決勝へ−佐藤
「一丸となりみんなが活躍して勝てた。いつも相手が格上だが、みんなで協力し、チーム力で勝ってきた。ミスを修正し、決勝進出を目指す」


◆一ケ岡、バランス◎

 攻守、戦術ともにバランスが取れた布陣。5年生の下位まで長打のある打者が並び、スクイズなども確実に決めて、2試合ともに1点差を競り勝った。

 右腕の木村、甲斐陽はともに速球に切れ。捕手黒木の強肩も光る。打率は3割7分5厘。甲斐悠ら4人が打率5割超え。

◇絶対に優勝したい−黒木
「だれ一人声を切らすことなく、失敗してもカバーし合えた。今まで通り元気のいいプレーで、ミスを少なく最少失点で、絶対に優勝したい」


◆南少年、強力打線

 2試合で32得点、打率4割7分9厘、長打14本の強打が武器。1番を打つ内田は6打数5安打4長打とコンタクト力、長打力が際立つ。

 投げても左腕土肥は潜在能力を感じさせ、内田は抜群の安定感。3番の盒橋任錬饗膿遙軌詑如下位に入る柏田が5打数3安打と切れ目もない。

◇守って打撃に−内田「三回以降は打線がつながり、守備もミス無くできた。持ち味は打線。その分、しっかり守って打撃につなげたい」

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