本紙掲載日:2023-09-08
(7面)

笑いと感動の文化発表会

高千穂高と延岡しろやま高千穂校

 県立高千穂高校(長友美紀校長、265人)と県立延岡しろやま支援学校高千穂校(出水悌二校長、3人)の文化発表会「神舞祭」が2、3日、高千穂町武道館であった。水戸飛翔さん(17)=高千穂高3年=が考案した「Memory〜青春のアルバムに最高の1枚を」をテーマに、笑いと感動満載の演目で盛り上がった。

 学校生活で培った文化的活動の成果を発表することで母校への帰属意識を高め、文化水準を引き上げることが目的。新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いたことに伴い、4年ぶりに制限なし、同武道館での開催となり、西臼杵郡の6事業所によるバザーも行われた。

 初日は開会式があり、実行委員長の佐藤仁胡さん(17)=高千穂高2年=が「きょうまでの頑張りを存分に発揮し、記憶に残る最高の文化祭にしましょう」とあいさつ。吹奏楽部による迫力の演奏に続き、男子生徒グループ「マッスルジャウウェイ」が肉体美、ダンス好きの女子生徒グループ「KTSgirls」がK‐POPに乗った軽快なダンスでオープニングを飾った。

 2日目は高千穂高の1年生がクラス展示、2年生が演劇、3年生がステージパフォーマンスを実施。延岡しろやま支援学校高千穂校の全校生徒と教職員が合奏、朗読、手話歌で登壇すると、高千穂高の生徒や来場者からひときわ大きな手拍子と拍手が巻き起こった。

 高千穂高の3年生は、オリジナルミュージックビデオの上映や人気曲に合わせたダンスを披露。フレッシュで爽やかな笑顔をはじけさせながら、高校生活最後の文化祭を楽しんだ。

 ステージパフォーマンスとマッスルジャウウェイの演目に出演した藤士竜之介さん(17)=高千穂高3年=は「みんなと一緒に練習やトレーニングができて良い思い出になりました。本番は緊張したけど、歓声や応援のおかげでリラックスできたので楽しかったです」とほほ笑んでいた。

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