本紙掲載日:2023-09-08
(6面)

鉛筆どれだけ使ったかな?

生徒会チャレンジ」を企画した日之影中生徒会執行部。左から山本さん、松田さん、甲斐さん

夏休みに「生徒会チャレンジ」−日之影中

 日之影町立日之影中学校(藤田雅元校長、78人)は夏休み中、全校生徒に勉強用の鉛筆を1本ずつ配り、残った軸の短さを学年対抗で競う「生徒会チャレンジ」と称した取り組みに挑戦した。

 長期休暇中の自主勉学に楽しみを見いだし、学習習慣の確立を図る狙い。名前の通り、生徒会執行部が中心となって行うもので、3年生の甲斐恋奈さん(14)、松田光瑠さん(15)、山本紗葵さん(15)が企画。夏休み期間の7月22日から8月27日にかけて取り組んだ。

 チャレンジを考案した前期生徒会の思いを引き継ぎ、2年続けての実施だが、昨今はシャープペンシルを愛用している生徒も多く「なぜ鉛筆?」との声もあった。

 しかし、休み明けにはすっかり短くなった鉛筆が集まり「やって良かった」。集計はまだだが、周囲の反応に手応えを感じているという。

 3人は「勉強を苦手と感じている人も多いですが、本を開いたり、何かを書くだけでも勉強に良い影響があると思います。このチャレンジを機に、少しでも勉強を好きになってもらえたらうれしいです」とほほ笑んだ。

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