本紙掲載日:2023-09-11
(7面)

第44回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊学童野球大会

旭〃下克上〃果たす

◆6年生、4強最少の3人−本記1面参照

 6年生が3人と4強中最少の旭が〃下克上〃V。決勝は今季3戦全敗の南に雪辱も果たし、宇和田監督は「6年生がよく引っ張ってくれた」とまず、3人をたたえた。

 強豪を連破した今大会。強打が光ったが、「うちのメーンは守り」(監督)。練習の約7割を費やした守備は、準決勝で2失策、決勝1失策と大崩れせず。投手陣も1イニング複数の四死球は与えず、失点を最少に抑え続けた。

 そして打撃は「みんなで応援しながら、つなげられた」と4番主将の山形。副主将の2番戸發癲崘瓦蟠く流れを作り、一気に仕掛ける」。バントのそぶりは見せずに、初球からガンガン振って好機には一気呵成(かせい)だった。
 
 新チーム発足最初の練習試合は南に大敗するなど「不安はあった」。主将、副主将は声をそろえた。だが、「5年生もやる気になってくれて、みんなで仲良く練習してきた」。

 今大会でも勝つごとに自信を深めた。リベンジマッチの決勝も「みんなで力を合わせれば勝てる」(主将)と臨み、競り勝った。

 「またみんなでつなぐ打撃をして勝っていきたい」と山形。次の目標には、県大会優勝を掲げた。


◆「すっきり、うれしい」2連発・増田

 決勝の主役は旭の5年生3番、増田。右翼への2打席連続本塁打で3打点を挙げ、「すっきりしたし、うれしい気持ち」と笑顔だった。

 初回は2死無走者から。「ただただ勝ちたいという一心でフルスイング」し、右越えへ。四回は左前打の戸發魄賣櫃肪屬右線へ。両手を掲げ生還し、2ランとした。

 捕手としても正確な送球でチームを支え、「練習では不調なことが多いが、試合で打った途端に調子がグンとあがった。次は全打席ホームランを目指したい」と意欲満々だった。

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