本紙掲載日:2023-09-12
(2面)

自転車事故の抑止に−JA高千穂地区

高千穂警察署で行われた自転車用ヘルメットと啓発用ティッシュの贈呈式。左から川越直海高千穂警察署長、佐藤定会長、佐藤友則組合長

交通安全協会へ、教室・啓発用資機材

 自転車事故の被害を減らそうと、JA高千穂地区(佐藤友則組合長)は8日、高千穂地区交通安全協会(佐藤定会長)に自転車用ヘルメット8個と、「ヘルメットは自分の未来を守るため」などと書かれた啓発用ポケットティッシュ1万個を贈った。

 今年4月に自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、JA共済連宮崎が8月、宮崎市で県交通安全協会に寄贈。県安協は受け取ったヘルメット104個とティッシュ13万個を順次、県内13支部に等分するとしていた。

 この日の寄贈式は高千穂警察署であり、佐藤友則組合長(67)が佐藤定会長(74)へ手渡し。「共済が掲げる相互扶助の理念の下、贈呈させていただく。子どもは特に、ヘルメットの着用が大切かと思うので、交通事故の未然防止にも役立ててもらえれば」と伝えた。

 佐藤会長は「これから始まる全国交通安全運動や、交通安全指導員の交通教室、啓発活動などで存分に活用させていただく。交通事故の減少やけがの抑止に大きく貢献してくれることを期待する」と感謝を述べた。

 高千穂地区安協によると、ヘルメットは管内の小中学校で実施している自転車交通安全教室で活用、ティッシュは21日から始まる秋の全国交通安全運動を皮切りに、各啓発活動で配布する予定という。

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