九州サッカーリーグ−２位で初優勝ならず

ＦＣ延岡ＡＧＡＴＡ−村山、劇的スーパーミドル

　第５１回九州サッカーリーグの第１７、１８節は９、１０日、宮崎市のアミノバイタルトレーニングセンター宮崎であった。ＦＣ延岡ＡＧＡＴＡはジェイリースＦＣ（大分）、ヴェロスクロノス都農（宮崎）と戦い、いずれも引き分けた。最終結果は１３勝３分け１敗、勝ち点４２。優勝した都農との勝ち点差４の２位だった。

　ジェイリースＦＣ戦は、開始１分にＦＷ深澤が右足で押し込むと、１０分にも再び深澤が決め２―０。好スタートを切ったが、ハーフタイムまでに２点を奪い返された。

　後半、１７分に逆転を許し、苦しい展開に。計５人を交代し、ピンチを迎えながらも果敢に攻め続けた。ロスタイム６分に得たＰＫを亀井がしっかり決め、同点で終えた。

　前日に優勝を決めたヴェロスクロノス都農との戦いは、勢いに乗る相手と真っ向勝負。序盤から激しい攻防を繰り広げた。前半２３分に失点して以降、敵陣深く攻め入るもシュートがなかなか打てず。迎えたロスタイム２分、ＭＦ村山がミドルレンジから決めて同点。土壇場で追い付き意地を見せた。


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