本紙掲載日:2023-09-13
(8面)

砂浜で楽しくビーチスポーツ

オリンピアンら招き体験教室

 ビーチスポーツに親しむイベント「日向ビーチスポーツフェス2023」が3日、日向市のお倉ケ浜海水浴場で開かれた。オリンピアンやトップアスリートを講師にサッカー、バレーなど小学生以上を対象にした5種目の体験教室があり、参加した子どもたちは青空の下、ビーチスポーツを楽しんだ。

◆ステージイベントやマルシェも

 ビーチスポーツフェスは、日本有数のサーフスポットを持つ同市が、ビーチスポーツを楽しむ機会の創出、海岸の自然環境保全の啓発などを目的に開催。ビーチサッカー、ビーチバレー、ビーチテニス、サーフィン、アルティメットの体験教室を実施した。

 サッカーはアテネオリンピックサッカー日本代表で主将を務めた那須大亮さん、バレーはVリーグ・パナソニックパンサーズの今村貴彦選手(延岡市出身)らトップ選手らが講師を務め、テニスは県ビーチテニス協会、サーフィンは日向市サーフィン連盟、アルティメットは熊本県フライングディスク協会が子どもたちをサポートした。

 バレーでは、今村選手からアタックやトスの技術を学び、最後はミニゲームを実施。慣れない砂浜でのプレーに苦戦しながらも、笑顔で汗を流した。

 質問タイムでの「けがはしたことありますか」の問いに、今村選手は「腰のヘルニアで半年間プレーできなかった。みんなはまだ体が柔らかいかもしれないけど、体が硬いとけがにつながる。ストレッチをしっかりしてほしい」と呼び掛けた。

 また、アスリートトークショーやフラダンスなどのステージイベント、日向のグルメを味わえるビーチマルシェもあり、多くの子どもたちや保護者でにぎわった。

 バレー体験に参加した那須佳也乃さん(8)=日知屋東小3年=は「今村選手にトスは頭の前で三角形を作ってそこからボールを見ることを習った。サインとじゃんけん大会でバッグをもらえてうれしかった」と話した。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/