本紙掲載日:2023-09-14
(2面)

自転車事故防止を願って

贈呈式に参加した皆さん。目録を手にするJA延岡金融共済部の盒局長(中央)と延岡地区交通安全協会の牛島会長(左から2人目)ら

交通安全協会へ教室用ヘルメットなど

◆JA延岡共済代理店連絡協議会など

 JA延岡共済代理店連絡協議会(菊池良和会長)とJA延岡金融共済部(盒桐Φ班長)は11日、延岡地区交通安全協会(牛島宏会長)に自転車用ヘルメット8個と、ポケットティッシュ1万個を贈った。

 贈られたのは、今年4月から着用が努力義務化された自転車用ヘルメットと、その着用を呼び掛ける啓発用のポケットティッシュ。ヘルメットは、同協会が小中学校で実施する交通安全教室などで利用され、ティッシュは「秋の交通安全運動」をはじめ、各種街頭キャンペーンなどで配布されるという。

 贈呈式は延岡警察署であり、菊池会長は「JA延岡関連事業所のほとんどが、業務に車両を使用している。今後も交通安全には細心の注意を呼び掛け、事故のない社会づくりに努めていく」とあいさつ。牛島会長は「自転車用ヘルメット着用の定着はまだまだ道半ば。頂いたものは市民の交通安全の普及活動に役立てていきたい」と感謝した。

 延岡署によると、管内では今年8月末時点で227件の人身事故が発生しており、うち39件が自転車乗車中の人が巻き込まれる事故だった。贈呈式で立会人を務めた黒瀬信太郎署長は「警察としては今後も、重点路線の取り締まりなどを通してヘルメット着用を推進していく」と力を込めた。

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