本紙掲載日:2023-09-15
(7面)

川島小・5年生がシュノーケリング体験

魚との触れ合い楽しむ−延岡

 延岡市立川島小学校(長岡俊勝校長、116人)の5年生16人は12日、同市の浦城港沖でシュノーケリングを体験し、色とりどりの魚に触れながら身近な海の豊かさを実感した。

 延岡マリンサービス(川島町)の高橋勝栄代表ら6人のインストラクターが指導。児童は同店が用意したウエットスーツとライフジャケット、フィン(足ひれ)、ゴーグル、シュノーケル(呼吸器具)、グローブを着用し、堤防外側のはしご付き台座から1人ずつ海に入った。

 海面に浮いた児童はまず、うつぶせで水中に顔をつけたままシュノーケルでの呼吸法を練習。「競争ではないのでゆっくり自分のペースで」「疲れたら水面に顔を出すかバタ足をやめて休憩を」などのアドバイスを受けながら、徐々に遊泳のこつをつかんでいった。

 その後、港側から磯伝いに沖へと移動し、黄色と黒の横じまが鮮やかなカゴカキダイや、チョウチョウウオ科のハタタテダイ、クマノミの成魚と幼魚、美しい青色のソラスズメダイなどを間近に観察。餌やりにも挑戦し、続々と集まってくる魚たちとの触れ合いを楽しんでいた。

 シュノーケリング体験は、市のふるさと教育推進事業補助金を活用して初めて企画。参加した児童の茂琉翔(りゅうと)さんは、「最初はシュノーケルやフィンが難しかったけど、だんだん慣れた。色んな種類の魚があちこちにいて、餌やりも楽しかった」と目を輝かせていた。

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