本紙掲載日:2023-09-15
(8面)

零度のめざめ、ひやおろし

千徳酒造が販売している生原酒「零度のめざめ」(右2本)と純米酒「ひやおろし」

千徳酒造・秋の限定酒を販売

 延岡市大瀬町の日本酒蔵、千徳酒造(門田賢士社長)は、秋限定の生原酒「零度のめざめ」と純米酒「ひやおろし」の2銘柄を販売している。いずれも720ミリリットル瓶入りと1・8リットル瓶入りがあり、本数に限りがある。

 零度のめざめは、県内産の酒造好適米「山田錦」と「はなかぐら」を7割に磨いた米を仕込んだ。四段仕込みの原酒を半年間、熟成させており、搾ったままの芳醇(ほうじゅん)な香りとまろやかな味わいが特長。アルコール分は19度とやや高めで、720ミリリットル瓶入り1601円、1・8リットル瓶入り3200円(いずれも税込み)。

 ひやおろしは、山田錦を6割に磨いて仕込んだ。夏の間、涼しい酒蔵でじっくり熟成させ、純米酒らしい、辛口ながらうま味豊かな酒に仕上がっている。

 アルコール分は15度。720ミリリットル瓶入り1601円、1・8リットル瓶入り3200円(いずれも税込み)。

 副杜氏(とうじ)の甲斐生剛さんは「食欲の秋のお供にふさわしい日本酒に仕上がった。『零度のめざめ』は冷やで食前酒として、『ひやおろし』は冷やか常温で、食事やつまみを楽しみながら飲んでいただければ」と話している。

 どちらの銘柄も同社「はなかぐら館」のほか、市内の酒店で扱っている。問い合わせは同社(電話延岡32・2024)。

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