学生ボランティア大活躍

天下一薪能の会場設営に汗

　１０月７日の「のべおか天下一薪能」に向けて、会場となる延岡市本小路の延岡城址（し）二の丸広場で、主催するのべおか天下一市民交流機構（松下宏理事長）と学生ボランティアによる設営作業が着々と進んでいる。

　１６日午前は、市内の中学、高校、大学生１５人が参加して、一番大変な床板張りを行った。同機構のメンバーの指示に従い、重量のある大量の床板を協力しながら運んだ。

　延岡工業高２年の黒木乃綾さん（１６）は「学校のチラシを見て参加しました。地元の伝統文化の会場設営を手伝うことができて良かった」と話した。松下理事長は「骨組みを作って一番疲れている時に若い人が手伝ってくれて非常に助かります」とねぎらった。