本紙掲載日:2023-09-18
(9面)

メッセージやプレゼントで長寿祝う

北川中生から祝いのメッセージを受け取った塚本さん(手前)ら

北川中生が介護老人保健施設を訪問

 敬老の日を前に、延岡市立北川中学校(櫛谷裕二校長、59人)の生徒が15日、近くの介護老人保健施設螢邑(けいゆう)苑(黒木正樹施設長)を訪れ、手書きのメッセージや学校オリジナルのうちわを贈って、祝福の気持ちを伝えた。

 訪れたのは、部活動に所属しない生徒で構成されるボランティアグループ「キタルクラブ」(川瑠架クラブ長、17人)のメンバー。クラブは、地域の祭りでの会場設営や、地域や学校をPRする小物を作ったり、配ったりするなど、さまざまな活動を行っている。

 この日は、今月24日に100歳を迎える塚本スヱ子さん(99)らが入所者を代表して生徒と対面。生徒が元気いっぱいのあいさつをすると、入所者は拍手で歓迎した。

 川クラブ長(15)は「おばあちゃんたちが喜んでくれてうれしかった。元気になってほしいという思いでメッセージを書きました」とにっこり。副クラブ長の甲斐寅也さん(15)は「これからも体を大切にしてほしい」と話していた。

 塚本さんは「うれしいし、ありがたい。かわいいね」と目を細め、姿が見えなくなるまで、手を振り続けていた。

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