本紙掲載日:2023-09-19
(3面)

ヒムカイザー映画館に降臨

ファンの前でポーズを決める「天尊降臨ヒムカイザーTHEMOVIE」出演者の皆さん。後列にヒムカイザー(右)とタヂカラオ

特撮ヒーロー門川町で撮影

◆延岡シネマで公開記念イベント

 門川町を舞台にした特撮ヒーロー映画「天尊降臨ヒムカイザーTHEMOVIE」の公開を記念して、延岡シネマ(延岡市北町、有田美紀支配人)で16日、山室浩二町長や出演者らを招いた舞台あいさつが行われた。会場には、ヒムカイザーとタヂカラオも応援に駆け付け、撮影会やサイン会も行われた。

 劇場には早くから大勢の家族連れなどが詰め掛け、ほぼ満席状態。中には映画を38回見たというファンの姿もあった。

 映画は、宮崎の子どもたちにエンターテインメントの楽しさを知ってもらおうと「こどもの夢応援プロジェクト」として製作。県内在住者と県出身者から出演者を募った。作品には多くの門川町民がエキストラとして参加。映画製作に携わる職業体験も実施した。

 「町長役」として出演した山室町長は「多くの方々の協力で、大変素晴らしい作品が完成しました。映画を見た後はぜひ『聖地巡礼』として門川町にお越しください」とアピール。

 〃千里眼〃の能力を持つ主要キャラクターの一人、佐久間唯立(いりゅう)さん(延岡・岡富中2年)は「学校が近いので、19日も友達が来ています。

 延岡シネマでの公開は、うれしいような、恥ずかしいような…。この作品は、家族の絆をテーマに描かれています。ストーリーの部分にも注目して見ていただければ」と話した。

 エグゼクティブプロデューサーの坂元英司さん(延岡市土々呂町出身)は「元々、映画好きだったので、地元での公開は非常に感慨深いです。60分、息もつかせぬ展開が続きます。世代を超えて、多くの方に楽しんでいただきたい」と呼び掛けていた。

 映画は8月18日から宮崎市内の映画館で公開され、延岡シネマでは今月15日に上映が始まった。現在、午前10時50分からと午後7時55分からの2回上映。

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