本紙掲載日:2023-09-19
(6面)

4年ぶり・延岡西高の同窓会「星遊会」

再会喜び合い、笑顔で歓談−延岡

 県立延岡西高校の同窓会「第40回星遊会」は17日、「そうだ!星遊会へ行こう!」をテーマに、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡で開催され、地元をはじめ県内外から400人を超える同窓生らが参加してにぎわった。コロナ禍を受けて2019年以来、4年ぶりの開催とあって懐かしさもひとしお。会話も弾み、再会を喜び合う笑顔であふれた。

 38回生で実行委員長の東祐太さんが「4年ぶりの開催に多大なるご支援、ご協力をいただいた皆さまへ、心からお礼申し上げます。19日は私たちが心からおもてなしさせていただきます。久しぶりに再会される方々とすてきな時間をお過ごしください」と開会のあいさつ。

 同窓会の野中玄雄会長は「コロナ禍で昨年まで中止を余儀なくされましたが、その間にも、37回生の柳田徹也委員長の下、『今年こそ開催を』と熱望しながら準備に当たってくれていました。中止が決まり、後輩たちに実行委員を譲りましたが、その後も物心両面にわたって38回生を支援してきました。

 37回、38回生には心から拍手を送りたい」と、4年ぶりの開催に思いをはせた。

 来賓の延岡星雲高校の宮真司校長は、現在の星雲高校の様子を、OBでもある延岡しろやま支援学校の出水悌二校長は、高校時代の思い出や支援学校に生まれ変わった母校の現在について話し、開催を祝った。

 同校でかつて校長を務めた黒木勝範さんの音頭で乾杯。和やかにグラスを掲げた。懐かしい同級生や先輩後輩、恩師らと笑顔で歓談。至るところで写真撮影も行われていた。

 今年の抽選会とゲームの景品は、コロナ禍で打撃を受けた市内の飲食店を応援しようと、各店で使えるお食事券が企画され、当選した人やゲームで勝ち抜いた人たちから歓声が上がっていた。

 終盤に入ると、恒例のばんば踊りと次回実行委員を務める39回生への引き継ぎ式があり、東実行委員長から後輩の新谷健晃さんへ、金色に輝く「永遠の鍵」が手渡された。

 エンディングでは全員で校歌を斉唱した後、24回生の岩田浩之さんの音頭で万歳三唱。高々と腕を上げて力強くバンザイし、盛会なまま会を終えた。

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