本紙掲載日:2023-09-19
(7面)

ワイワイプレイラボ見学

失敗しても納得いくまで「もう一回撮ろう!」と何度もトライした生徒たち

体験通し地元企業知る−延岡・北方学園

 延岡市立北方学園(池野宗宏校長)の中学2年生20人を対象に12日、延岡駅西口街区ビル1階のワイワイプレイラボで「県内企業見学会」が行われた。県雇用労働政策課主催。

 見学・体験をすることで、進路の選択肢として地元の企業を意識してもらうことを目的としており、同時に生徒の進路を指導する教師や保護者にも企業のことを知ってもらう狙い。

 生徒たちは五つの班に分かれ、学校紹介動画の撮影に挑戦。どのような内容で自分たちが通う学校の魅力を伝えるかは、夏休みなどを利用し事前に考えた。

 撮影はプレイラボ内のスタジオで行った。「クロマキー合成」と呼ばれる技術を利用し、班ごとに決めた写真を背景に設定して自分たちの姿を「合成」。同施設のスタッフから話し方のこつなどを教わりながら、部活動や学校行事、マスコットキャラクターなど、学校の魅力を〃リポート〃した。

 緊張しながらも自分たちの言葉で魅力を発信した映像は、ケーブルメディアワイワイの番組内で放送されるという。

 安達巧波(こうは)さん(14)は「普段できない体験だったので緊張した。動画をいろんな人に見てもらいたい」と話し、甲斐絢音さん(13)は「ハキハキと話すように意識したが難しかった。撮影がこんなに大変だとは思わなかった。動画を見て、北方学園の事を知ってもらいたい」と笑顔だった。

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