本紙掲載日:2023-09-20
(8面)

親子で触れ合いの時間を

エンクロス「○○の日」好評

 親子で触れ合う時間をつくってもらおうと、延岡市駅前複合施設エンクロスは7月から、「◯◯の日」と題してさまざまな体験活動を行う子どもと保護者向けのイベントを不定期で始めた。今月27日には、保護者と子育ての専門家をつなぐ講座を企画しており、参加を呼び掛けている。

◆7月から不定期で開催中

 「◯◯の日」は、エンクロスの自主企画で子育て事業の一環。体験活動を通し、子ども同士、保護者同士が交流できる場、保護者と子育てのさまざまな専門家とをつなぐ場を設けることを目的としており、基本、無料で活動を提供している。

 先月27日に行われた「おやこでクッキングの日」では、和菓子の練り切り作りに挑戦。風の菓子虎彦(幸町)の和菓子職人、三輪健二さんが講師を務め、2回の講座に未就学児―小学生の親子6組12人が参加した。

 三輪さんはまず、練り切りの生地を使って、あんの包み方を紹介。慣れた手付きであっという間に包み、自由自在に形を整えていく姿で、参加者を驚かせた。

 早速挑戦した参加者は、片手を動かすだけで包む技を親子で苦戦しつつも、見よう見まねで必死に練習し、何とか習得。花、モミジ、アニメキャラクター「キティちゃん」の3種類の練り切りを完成させると、親子で見せ合い、満足げな笑みを浮かべていた。

 エンクロスによると、これまでに、ゲームの日▽パジャマでおはなし会の日▽おんがくとえいごのおはなしの日▽ものづくりの日と、クッキングの日を合わせて5回開催。「いつもと違う時間が過ごせた」「またやってほしい」といった声が寄せられるなど、好評といい、今後も継続予定という。

◇27日に「講座の日」

 27日は、午前10時から保護者を対象にした「講座の日〜子育てを楽しむ10分講座〜」を開催する。申し込み不要で、自由に参加できる。

 講座の日は、◯◯の日の目的の一つである、保護者と子育ての専門家たちをつなぐことを目的に開く。感覚チューニストのゆうさん、歯科衛生士のなどめしょうこさん、離乳食アドバイザーの原口はるかさん、オンライン英会話sheepsheepのサカガワマミさんの4人が、それぞれの専門分野から、子育てに役立つ10分講座を行う。

 0〜2歳の子どもを持つ母親が対象で、子ども連れでの参加も可能。終了後には、講師を囲んだ参加自由の茶話会もある。

 問い合わせはエンクロス(箟箍20・3900)。

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