本紙掲載日:2023-09-21
(8面)

わが社のホープ−日向・細島地区立地企業から(3)

科学飼料研究所日向工場・岸俊樹さん

◆クルマエビの飼料製造−職場環境に恵まれ充実

−−入社の動機を教えてください。

大学で養殖関係の研究をしている中で、飼料作りを通して多くの人に安心・安全な食が届けられるような仕事に就きたいと思うようになりました。
就職活動の過程で実家がある群馬県に工場を持つ科学飼料研究所の存在を知り、応募しました。2019年4月に入社し、5年目になります。

−−どんな仕事をしているのですか。

兵庫県の龍野工場から今年3月に異動してきました。日向工場では子牛や子豚用の人工ミルクと、原体加工といって配合飼料の原料を製造しています。
私は原体加工の部署に所属し、養殖用クルマエビの飼料作り全般を任されています。魚粉やイカなどを原料に、長さが2〜9ミリほどのペレット状に仕上げるのが仕事です。

−−仕事は充実していますか。

自分で製造計画を立てて大きな機械を動かし、飼料を作る。大学時代に思い描いた通りの仕事ができ、毎日が本当に楽しいですね。それに、水産業の振興に微力ながら貢献していることもやりがいになっています。

−−会社自慢は何ですか。

こちらに来てびっくりしたのは職場の人たちの物腰の柔らかさです。とにかく皆さんがとてもフレンドリーで親しみやすいです。それでいて仕事はきちんとやる。宮崎とは縁もゆかりもない関東生まれ。言葉なども違うし、最初は正直不安でしたが、今はもう、素晴らしい職場環境に恵まれた日向工場に赴任してよかったと思っています。
いろんな親睦サークルがあるのも魅力ですね。私はエンジョイクラブに入っており、他にも各地のおいしい物を食べたり、名所を訪ねたりする人たちもいます。コロナが落ち着き、来春には花見などもあるというので今から楽しみです。

−−将来の夢を聞かせてください。

食を支える上で、自分にはまだまだ足りないものがあります。他の部署も経験しながらより知識などを深め、誰からも『岸に任せておけば何でも大丈夫』と頼られるような存在に早くなりたいと思います。

−−科学飼料研究所日向工場で働きたいと思っている方へエールをお願いします。

元気とヤル気があれば本当に働きがいのある職場だと自信を持って言えます。福利厚生もしっかりしています。若い人たちのパワーで、会社をさらに元気にしませんか。

【プロフィル】群馬県藤岡市出身。東海大卒。休日は近くの海に出掛けたり、トレーニングジム通いも趣味。

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