本紙掲載日:2023-09-21
(9面)

「九州アスティーダ」県内初のホームゲーム開催

11月3〜5日にTリーグ−新県体育館(延岡)

 卓球女子のプロリーグ・ノジマTリーグで戦う「九州アスティーダ」(福岡市)は11月3〜5日、延岡市大貫町のアスリートタウン延岡アリーナ(新県体育館)でホームゲームを開催する。2023―2024の公式戦で、県内初開催。チームの川面創代表取締役は「卓球のトップ選手が出場するTリーグ。ぜひ延岡の方々にプロの試合を見てほしい」と応援を呼び掛けている。

 チームは九州で唯一、「Tリーグ」に21年から参入。「ONE九州」を掲げ、九州各県でホームゲームを開いている。

◆高校、一般含む約200人対象にスクール開催−18日

 延岡市卓球協会(濱田雅己会長)は18日、Tリーグ延岡開催のPRを兼ねて、県北地区の小中学生などを対象とした卓球スクールを開催。約200人が集まり、現役選手や監督から実技指導を受けた。

 卓球を通じた地域活性化と競技力向上を目的で、コロナ禍で各種大会が中止となる中、21年に初開催し、今回が3回目。プロによる丁寧な指導が反響を呼び、要望があった高校生とレディースなど一般の人々も参加した。

 田口瑛美子選手と増田秀文監督、川面代表取締役、田尻要トレーニングパートナーが来延。普段の練習方法や参加者の疑問に答える実技質問、より細かな個別指導、顧問(コーチ)に向けた初心者指導法などを伝えた。

 田口選手にバックドライブを教わった黒木俐仁さん(美々津中2)は、「もともとバックが得意なのでもっと伸ばしたいと思って。田口選手は全身を使っていてすごいし、動きがかっこいい。今回学んだことを次の大会で生かしていきたい」と話した。

◆19日は市長に開催あいさつ

 チームは19日、読谷山洋司延岡市長にTリーグ開催のあいさつを行った。

 川面代表取締役は「リアルで観戦する機会はあまりないと思うので、皆さんに足を運んでいただきたい。試合は迫力があって、実際に見たら、卓球をやりたくなるかも。そういう雰囲気もつくっていけたら」。これを機に宮崎出身のトップ選手の輩出に期待した。

 田口選手は「自分のプレーで延岡のジュニアの子たちに影響を与えることができたら」と意気込んだ。

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