本紙掲載日:2023-09-25
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重要文化財(建造物)に指定された「日皺判斬陝廖扮箍市教育委員会提供)

赤水町の〃ブリ御殿〃−25日官報告示

 延岡市は25日、同市赤水町の「日皺判斬陝廚国の重要文化財(建造物)に指定された、と発表した。市内では2020年に指定を受けた「旧綱ノ瀬橋梁(きょうりょう)及び第三五ケ瀬橋梁」に続いて2件目。国の文化審議会(佐藤信会長)は6月23日、文科大臣に重文指定を答申。25日の官報告示で正式に発表された。

 市教委文化財・市史編さん課によると、日皺判斬陲錬隠牽坑院別声24)年にブリの画期的漁法「日蘯哀屮蠡臧潴屐廚鯣明し、成功した日盖技垰瓩96(明治29)年に建築した近代和風住宅。現在の母屋は、明治中期〜大正初期にかけて増改築を繰り返しながら建設された。

 地元では「ブリ御殿」の愛称で知られる。赤水湾内の埋立地に海の上に浮かぶように建てられており、延べ床面積771・86平方メートルの木造瓦ぶき2階建て。母屋とともに指定された13・52平方メートルの薫製室は、ブリの薫製を製造する施設で、全国でも類を見ないカラミれんがと赤れんがを組み合わせた造りが特徴。指定範囲の土地面積は3448・78平方メートル。

 市は2001年度から調度品の調査、04年度から文化庁調査官による複数回の視察、調査を実施。16年度には市の有形文化財に指定していた。その後も国指定に向けた調査などを行い、今年4月に、文化庁に意見具申書を提出していた。

◆所有者の尽力に感謝、市民の自信と誇りに

【読谷山洋司市長コメント】延岡市としても大変喜ばしく誇らしいものだが、これまで長年に渡って住宅の保存管理に努められてきた所有者の尽力に深く感謝申し上げる。指定が子どもたちを含め市民の皆さまが、自らのふるさとに自信と誇りを持つ大きな契機になることも大変期待している。

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