駅利用者に元気と笑顔

長年、花を植栽・西の丸に感謝状−ＪＲ九州

　社会貢献として南延岡駅、門川駅など県内４駅に長年、花を植栽し、駅の利用者に元気と笑顔を与えているとしてＪＲ九州は２７日、遊技業などを展開する西の丸グループ（西谷栄一会長、本社・門川町）に感謝状を贈った。

　同社は１９９８年から南延岡駅、門川駅、川南駅、都農駅の駅構内や駅前に無償で花を植栽し、年間を通して草取りなどの手入れに取り組んでいる。

　取り組みは今年で２６年目を迎え、１１月からはパンジー、ビオラ、葉ボタンなど冬春向けの花の植栽に取り掛かるという。

　贈呈式は同社研修室であり、ＪＲ九州宮崎支社の中嶋敬介支社長は「このような素晴らしい活動に長年、取り組んでいただき感謝している」とあいさつ。

　西谷会長（８５）は「社会貢献というより、あくまで地域に対する謝恩活動として取り組ませてもらっている。交通の拠点であり、街の玄関である駅を少しでも美しくするため、これからも全社員で努力していきたい」と語った。