本紙掲載日:2023-09-28
(7面)

文化発表会で神楽披露

北川中文化発表会で神楽を披露する川坂神楽保存会
神楽を鑑賞する生徒

地元保存会の中学生ら−北川中

 延岡市立北川中学校(櫛谷裕二校長、59人)の文化発表会は27日、同校であった。今年は4年ぶりに川坂神楽保存会(廣瀬和男会長)も招かれ、オープニングで中学生が神楽2番を披露。生徒たちが地元に伝わる文化に触れた。

 開会行事に花を添えた神楽は、同保存会の会員で在校生の淵上敬太さん、矢野篤子さん、矢野路子さん(以上、3年)、甲斐佑星さん(2年)の4人が舞い手を務め、日ごろの稽古の成果を披露した。

 地域の祭りやイベント時にも神楽を披露し、活躍している4人だが、学校の仲間や教諭ら顔見知りばかりの前での発表は初めて。

 「緊張してあまり眠れなかった」という矢野篤子さんは、「幣の手舞」を披露し、「自信を持って舞えたと思う。『すごい』とか『よかったよ』と言ってもらえてうれしかった。神楽が好きなので高校生になっても続けたい」と話していた。

 面を着けた淵上さんによる「三番荒神」も披露され、力強い舞と声で観客を魅了。見守った地域の人たちから、「子どもたちがよく頑張っている」と喜びの声も聞こえた。

 文化発表会は「輝〜仲間と共に輝け〜」をテーマに、縦割り班で学びを深めてきた探究学習や、英語弁論、地域貢献活動などについて、これまでの成果を発表した。

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