本紙掲載日:2023-10-02
(2面)

新任らしく明るく−県警察学校

答辞を述べる尾前巡査(9月28日、県警察学校)

初任科第78期32人が卒業

 県警察学校(井上保志校長)の初任科卒業式は9月28日、宮崎市の同校であり、6カ月の教養を修了した22〜32歳の短期第79期生32人(男性24人、女性8人)が、課せられた使命と職責の重さを再認識し、警察官生活の第一歩を踏み出した。

 平居秀一県警本部長は、優秀な成績を収めて本部長賞を受賞した甲斐絢女巡査(宮崎北署配属)に賞状を授与。「県民と直接接する地域警察官の仕事に誇り、使命感を持ち、全力で取り組んでほしい」とあいさつした。

 井上校長は「県警を支える存在として活躍してくれると確信している」と式辞。女性初の総代を務めた尾前真優巡査(宮崎南署配属)は「県民の期待と信頼に応えられる強くしなやかな警察官になれるよう、努力すること誓う」と答辞を述べた。

 初任科生は今年4月から基礎教養や法学などを学び、柔道、剣道、逮捕術などの訓練を修了。今後、県内8署で4カ月間の交番勤務などを経験した後、初任補修科生として再入校し、2カ月間、より実践的な内容を学ぶ。

 黒木菜未巡査(延岡署配属)は「何事にも積極的に真摯(しんし)に取り組み、いろんな方に信頼され、愛される警察官になりたい。勉学を怠らずに安全を守るために頑張りたい」と抱負を述べた。

 黒木陸巡査(日向署配属)は「地域の方が用事がなくても交番に来て話してくれるような、愛される警察官になりたい。知力、体力、気力を発揮し、新任警察官らしく明るく職務を全うしたい」と話した。

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