本紙掲載日:2023-10-02
(8面)

11月11、12日、人形劇まつり

プロやアマチュアの劇団が公演

 わくわくドキドキしながら人形劇を楽しめるイベント「人形劇まつり2023」が11月11、12日、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターで開かれる。のべおか風と土の学校(江原トネ子代表)、のべおか文化事業団主催。現在、チケットを販売している。

 大阪を拠点に活動するプロの人形劇団「クラルテ」は5公演7作品、のべおか風と土の学校のメンバーでつくるアマチュア人形劇団「風の子」「土の子」「りぃぶる」はそれぞれ1作品の人形劇を上演する。

 中でも、クラルテによる「トクントクン」は今回の目玉となる作品。せりふはほとんどなく、〃感じる〃人形劇として子どもから大人まで自由に想像力を膨らませて楽しむことができる。

 また、「ホレのおばあさん」は同イベントで初の大人向けの作品。浪曲とコラボし、浪曲師の真山隼人さんと曲師の沢村さくらさんが作中で語りと三味線の演奏を行う。

 このほか、クラルテはおひさま劇場2公演と0~3歳向けの赤ちゃん劇場(事前予約制、定員親子20組)も用意。風の子は「たいへんな贈り物」、土の子は「うしかたと山んば」、りぃぶるは「ねずみのよめいり」を上演する。

 当日はすべての料金が300円増し。前売り券が完売した場合、当日券は販売しない。前売り券は延岡総合文化センター、野口遵記念館、TSUTAYA岡富店、西村楽器延岡店、延岡市役所売店、門川総合文化会館、日向市文化交流センター、のべおか風と土の学校で取り扱っている。ただし、赤ちゃん劇場とアマチュア人形劇団のチケットは、延岡総合文化センターとのべおか風と土の学校のみで販売している。

 両日の午前11時~午後2時半は、同センター中庭で「食のひろば」が開かれ、軽食の販売がある。正午からの30分間は「のべおか音なかま」が演奏する。

 12日午後1~2時は小ホール前で、ワークショップ「つくって遊ぶつくって演じる」があり、クラルテの団員と一緒に工作を楽しむ。事前予約制。参加費500円。定員20人。

 のべおか風と土の学校のメンバーの岩切恵さん(49)と土井幸子さん(56)は「人形劇は子どもたちの想像力や発想力を刺激するもの。私たちはそれを大事にして活動を続けています。家族で人形劇を見て感動し、気持ちを共有する時間を大切にしてほしい」と多くの来場を呼び掛けている。

 事前予約と問い合わせは、のべおか風と土の学校事務局(℡080・2895・2692)、延岡総合文化センター(℡延岡22・1855)まで。

 詳細は本紙へ。

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