中尾結芽さん（富島中）優秀賞

「いのちのリレー」ポスター

　「いのちのリレー」と言われる移植医療や臓器移植をテーマとしたポスターコンテストで、日向市立富島中学校１年の中尾結芽さんが、優秀賞を受賞した。入賞７点の作品展は１〜７日、イオンモール宮崎で開かれている。１０〜２３日は県企業局でも行われる。

　臓器移植への正しい理解の普及、臓器提供の意思表示の促進を目的に県移植推進財団などが募集。中学、高校などから１１８点の応募があり、最優秀賞１点、優秀賞２点、佳作３点、特別賞１点を決めた。

　県北関係では、同校１年の中谷心美さんが佳作に選ばれた。毎年１０月の「臓器移植普及推進月間」に合わせ表彰式は２９日、宮崎市民プラザで開かれる「腎臓移植フォーラム２０２３ｉｎみやざき」内で実施される。

　日本臓器移植ネットワークによると、５月３１日時点でＪＯＴに登録した移植希望者は全国に約１６００人。内訳は腎臓の移植希望者が約１万３８００人で最多で、心臓８８０人、肺５３１人と続いている。希望者のうち、移植を受けられるのは年間約４００人という。