本紙掲載日:2023-10-03
(2面)

安心安全な街を目指して

来店者らに啓発チラシを配布する参加者(9月29日、日向市のマルイチ大王店)
制限運転の受け付けも実施した

交通安全・街頭で啓発キャンペーン−日向市

 秋の全国交通安全運動(9月21〜30日)に合わせて、日向市安全で安心な街づくり推進協議会(会長・十屋幸平市長)は9月29日、同市のマルイチ大王店駐車場で交通安全啓発キャンペーンを行った。

 キャンペーンには同協議会と自主防犯ボランティア団体、日向警察署ら約30人が参加した。

 活動を前に、同署の落合啓吾交通課長が交通情勢について話し、今年、県内では交通事故による死者数が22人。そのうちの5人は日向署管内での事故で、昨年同時期が0人であることからも危機的状況であると指摘した。

 また、飲酒運転による摘発は県内で189人、同署管内では22人であることを踏まえ、「日向署の摘発のうち、3人は昼間から運転しながら飲酒していた悪質極まりない運転者。一緒に意識高揚の呼び掛けをお願いしたい」と伝えた。

 キャンペーンでは「安心安全な街日向」と書かれた黄色いたすきを身に着け、店内から出てくる人や駐車する人たちにチラシや啓発グッズのセット150個を配布。特設コーナーを設け、65歳以上の高齢者ドライバーに対し制限運転の受け付けも行った。

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