本紙掲載日:2023-10-03
(6面)

タカ柱に感動−日本野鳥の会県支部

愛宕山でサシバ観察会

 南へ渡るサシバの観察会が1日、ルート上に当たる延岡市の愛宕山展望台であった。主催した日本野鳥の会県支部の会員ら20人が双眼鏡などで姿を探した。

 サシバは全長約50センチのタカの仲間。日本に夏鳥として渡来し、秋に南西諸島を経由して東南アジアなどに向かう。上空を群れ飛ぶ光景は風物詩でもある。

 この日はあいにくの曇り空。時折強い雨も降るなど悪条件だったが、午前9時ごろから30分ほどの間に約70羽が飛来。らせん状に高度を上げるタカ柱も見られた。

 双眼鏡やカメラを構えた参加者は、遠くを群れ飛ぶサシバに「すごい」「かっこいい」と大興奮。初めて見たという延岡市須崎町の久光由紀子さん(36)は「たくさんのサシバに感動した。今度はもっと近くで見てみたい」と話していた。

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