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◆猛暑で収量減、人手不足も−JA延岡管内 JA延岡(楠田富雄組合長)管内では、普通期水稲の稲刈りがピークを迎え、黄金色に染まった田園地帯が活気を帯びている。 延岡市夏田町では、祝子町の米農家・松田淳二さん(65)が連日の作業に汗を流していた。松田さんは、委託分も含めて15ヘクタールの田んぼを抱える。 祝子町のほか夏田町、尾崎町の田んぼで、食用米のヒノヒカリと飼料用米を栽培。今季の出来については「品質は例年並みだが、猛暑の影響を受けてか、収量は減る見込み」と話す。 約30年前に県外からUターンし、実家の農業とライスセンターを引き継いだ。「自宅用に」と水稲栽培をしていたが、近所の農家から「うちのもお願いできないか」と委託されるようになり、現在の規模になったという。 「次から次へと頼まれることが増えて、今では手いっぱいです」と言うが、充実した様子もうかがえる。 一方で、人手不足は深刻で、これまでは例年、繁忙期に5人ほどで手伝ってもらっていたが、年々少なくなり、今年は2人に減った。「2人の存在はありがたいが厳しい面はある。いろんな業種で人手不足の声を聞きます。農業は特に顕著です」と話した。 今季は、今月中旬ごろまで食用米の稲刈りを行い、その後は飼料用米の稲刈りが控えている。稲刈りが終わると、次は力を入れている白ネギの収穫も始まるという。「いずれは白ネギをメインにしたいが、体力のあるうちは稲作も頑張ります」と力を込めていた。 ◆「立派に育ちました」−5日北川小児童が稲刈り 延岡市立北川小学校(大陽子校長)の5年生17人は5日、自分たちで田植えをした北川町川坂地区の田んぼで稲刈りを体験し、収穫に感謝した。 同校は、米作りを通して子どもたちに食の大切さを伝えようと、JA延岡青壮年部(矢野光一部長)から「お米学習」を開いてもらい、5年生は6月に田植えに挑戦。この日は児童が立派に育った稲を、1束ずつのこぎり鎌で刈り取っていった。 最初は力の入れ方などがよく分からず苦労していたが、すぐにこつをつかみ、「ザクザク」と小気味よい手応えを楽しみながらスムーズに作業。途中で音を上げそうになる子どもに、農家の人は「米作りには(米の文字を分解して)〃八十八〃の手間がいる」と先人の苦労を伝えていた。 児童の赤木洸仁(ひろと)さん(11)は「台風が心配だったけど、負けずに育ってくれてうれしい。手が痛くなったので昔の人は大変だと思ったけど楽しかった」と話した。 JA延岡によると、小学校単位での稲刈りは同日が今年初で、「これから各地区で盛んに行われる」という。
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◆猛暑で収量減、人手不足も−JA延岡管内
JA延岡(楠田富雄組合長)管内では、普通期水稲の稲刈りがピークを迎え、黄金色に染まった田園地帯が活気を帯びている。
延岡市夏田町では、祝子町の米農家・松田淳二さん(65)が連日の作業に汗を流していた。松田さんは、委託分も含めて15ヘクタールの田んぼを抱える。
祝子町のほか夏田町、尾崎町の田んぼで、食用米のヒノヒカリと飼料用米を栽培。今季の出来については「品質は例年並みだが、猛暑の影響を受けてか、収量は減る見込み」と話す。
約30年前に県外からUターンし、実家の農業とライスセンターを引き継いだ。「自宅用に」と水稲栽培をしていたが、近所の農家から「うちのもお願いできないか」と委託されるようになり、現在の規模になったという。
「次から次へと頼まれることが増えて、今では手いっぱいです」と言うが、充実した様子もうかがえる。
一方で、人手不足は深刻で、これまでは例年、繁忙期に5人ほどで手伝ってもらっていたが、年々少なくなり、今年は2人に減った。「2人の存在はありがたいが厳しい面はある。いろんな業種で人手不足の声を聞きます。農業は特に顕著です」と話した。
今季は、今月中旬ごろまで食用米の稲刈りを行い、その後は飼料用米の稲刈りが控えている。稲刈りが終わると、次は力を入れている白ネギの収穫も始まるという。「いずれは白ネギをメインにしたいが、体力のあるうちは稲作も頑張ります」と力を込めていた。
◆「立派に育ちました」−5日北川小児童が稲刈り
延岡市立北川小学校(大陽子校長)の5年生17人は5日、自分たちで田植えをした北川町川坂地区の田んぼで稲刈りを体験し、収穫に感謝した。
同校は、米作りを通して子どもたちに食の大切さを伝えようと、JA延岡青壮年部(矢野光一部長)から「お米学習」を開いてもらい、5年生は6月に田植えに挑戦。この日は児童が立派に育った稲を、1束ずつのこぎり鎌で刈り取っていった。
最初は力の入れ方などがよく分からず苦労していたが、すぐにこつをつかみ、「ザクザク」と小気味よい手応えを楽しみながらスムーズに作業。途中で音を上げそうになる子どもに、農家の人は「米作りには(米の文字を分解して)〃八十八〃の手間がいる」と先人の苦労を伝えていた。
児童の赤木洸仁(ひろと)さん(11)は「台風が心配だったけど、負けずに育ってくれてうれしい。手が痛くなったので昔の人は大変だと思ったけど楽しかった」と話した。
JA延岡によると、小学校単位での稲刈りは同日が今年初で、「これから各地区で盛んに行われる」という。