本紙掲載日:2023-10-05
(3面)

宮崎県人会員〃里帰り〃

県人会世界大会の第4回実行委員会(4日、県庁)

県人会世界大会−国内外から268人

◆28、29日には県北日帰りツアーも

 県人会世界大会(27〜29日、宮崎市など)の第4回実行委員会は4日、県庁であり、式典などに世界14カ国・地域の19県人会と、12都道府県の14県人会の会員合計268人が参加することなどが報告された。また、補正予算案が原案通り承認された。

 27日は宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで式典などが開かれる。式典では高千穂神楽が奉納され、大会宣言の発表も行われる。抽選による県民300人も含め計754人が出席する。

 施設内には26市町村のPRブースなどが設置される。歓迎レセプションでは日向ひょっとこ踊りが披露され、本県特産品を使った料理が提供される。最後は140発の花火で締めくくる。

 28、29日は、県内3エリアの希望コースを観光する日帰りツアー。県北コースは「北方よっちみろ屋―天岩戸神社―高千穂神社―神楽宿―高千穂峡・真名井の滝」。高千穂神社では歓迎セレモニーとして神楽奉納がある。

 県北コースには、28日がブラジルやアメリカ、イギリスなど海外の県人会員58人、29日は35人が参加する予定。

 議事では企業、団体からの協賛金増加などに伴う補正予算案を委員らが承認。これにより、補正予算は当初予算から1238万円増の1億1722万6千円となった。

 河野知事は「世界とのつながりを大事にしながら、輸出やインバウンドをさらに展開させたい。意見交換する中で各県人会の活性化につながり、ふるさの良さに気付くことになる。さまざまな効果を期待したい」と話した。

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