本紙掲載日:2023-10-09
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日向十五夜祭−まち華やぐ

日向十五夜祭のフィナーレを飾った総踊り(7日、あくがれ広場)

踊りの輪−威勢よくみこし、太鼓台

 約800年の歴史を持ち、収穫への感謝と豊作を祈願する「日向十五夜祭」は7日、日向市駅前のあくがれ広場など中心市街地で本祭りが行われ、大勢の人でにぎわった。主催は同祭実行委員会(石田匡明実行委員長)。

 上町から本町にかけての県道土々呂日向線などで舞踊隊によるパレードがあり、十五夜音頭やダンスが通りを華やかに彩った。日向市駅前のあくがれ広場で行われたフィナーレの総踊りでは、舞踊隊の他に会場を訪れた市民も加わり、踊りの輪が広がった。

八幡神社のみこしは、4年ぶりに厄年の男衆約30人が担いで街を巡行。沿道から声援を受けながら、「オーサイナー」と威勢のよい掛け声を街に響かせた。

 細島の南若太鼓台が参加し、太鼓の音と威勢のよい掛け声を上げて練り歩き、祭りを盛り上げた。

 あくがれ広場と宮崎銀行日向支店駐車場のステージでは、吹奏楽や和太鼓、ダンスなど多彩なイベントがあり、祭りに花を添えた。「こども広場」「リアル廃虚お化け屋敷」、飲食物を販売するキッチンカーやテントが県道や広場などに設けられ、会場周辺は多くの家族連れなどでにぎわった。

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