本紙掲載日:2023-10-09
(3面)

いれたてのお茶をどうぞ

延岡城・内藤記念博物館で行われた延岡茶のPR活動(7日)

博物館で延岡茶をPR−生産組合

 JA延岡管内のお茶農家でつくる延岡茶生産組合(亀長浩蔵組合長・18戸)は7日、同市天神小路の延岡城・内藤記念博物館で、延岡茶のPR活動を行った。この日の夕方、城山城址(し)で開催された「第26回のべおか天下一薪能」と、同記念館で開催中の「内藤家旧蔵の能・狂言面〜受け継がれてきた天下一」企画展に訪れる人たちに、延岡産のお茶を知ってもらおうと企画した。

 延岡茶は、組合員が丹精して作り上げた煎茶、釜炒(い)り茶、蒸し製玉緑茶の3種類。味わいの違いが分かるよう、それぞれに試飲用のお茶を用意した。

 見学を終えた来場者に声を掛け、いれたてのお茶を提供してPR。亀長組合長がお茶の種類や製法、味わいの違いについて説明。地元では一般的な釜炒り茶は、茶生産量のわずか1パーセントにすぎず、しかも宮崎県北部が主な産地であることなどを話すと、興味深そうに耳を傾けていた。

 反応も上々で、日本庭園でひと休みしてお茶を味わった後、さっそく買い求める人の姿も多く見られていた。

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