本紙掲載日:2023-10-09
(7面)

地産地消の理解深めよう

五十鈴小で交流給食会−門川

 学校給食を通し食育や地産地消への理解を深め、生産者への感謝の気持ちを育もうと、県学校給食会は門川町の五十鈴小学校(藤川貴司校長)で3日、県産野菜などを展示し生産者と交流する「ひむか地産地消交流給食会」を開いた。

 同校の5年生48人が参加。県漁連、JA宮崎経済連などの生産者らから教わりながら、カツオの模型を使った一本釣り体験、シイタケの駒打ち体験などを楽しんだ。

 ホウレンソウ、サトイモなどの県産野菜をカットして冷凍した給食用の加工品は、普段あまり見ることのないもので、子どもたちは興味津々だった。サバとアジの三枚下ろしの実演もあった。

 1組の黒木心音さん(11)は「魚に野菜に、宮崎県にはおいしいものがたくさんあってすごいと思った」。

 2組の二鈎僚佞気鵝複隠院砲蓮崋匆颪亮業で日本の食料自給率が低いことを知った。食料自給率を上げるために僕たちは、地元で取れたものをもっと食べないといけないと思った」と話した。

 また、この日の給食の献立は同町特産のハモの天ぷらと、県産シイタケなどを使った「森のきのこチャウダー」で、交流後、生産者らも試食した。

 同交流給食会は毎年、県内2、3校で開かれている。

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