本紙掲載日:2023-10-09
(8面)

安全安心な地域社会実現へ

防犯功労者ら表彰−日向地区推進大会

 全国地域安全運動に伴う日向地区推進大会が7日、日向市文化交流センターで開かれた。日向地区防犯協会の会員や民生委員児童委員ら約470人が出席し「みんなでつくろう安心の街」のスローガンのもと、安全安心に暮らせる地域社会の実現を誓った。同地区防犯協会など主催。

 式典で十屋幸平市長は、「本大会が地域の安全は地域で守る、不当要求を恐れないなど、地域が一体となり、犯罪の防止に向けた取り組みが一層広がることを期待している」とあいさつ。

 日向地区交通安全協会の長谷川実利会長は、危険運転致死傷罪の判例のニュースを紹介しながら「危険運転をする者がいない世の中、皆さんが安心して安全に過ごせる日常であってほしい。皆さんと一緒に努力していきたい」と述べた。

 日向警察署の梅原守署長は、本年の管内の刑法犯認知件数が8月末現在で175件(昨年同期比18件増)、交通死亡事故は5件(同3件増)であることなどを紹介。

 「犯罪を減らし交通事故を防止し安全を確保するためには、地域が連帯し、意識を向上させていく必要がある。それぞれの地域、職域で地域安全に取り組んでいただきたい」と呼び掛けた。

 大会では、地域の安全安心に努めた防犯功労者と交通安全功労者等の表彰があり、十屋市長や梅原署長らが、出席した受賞者に表彰状を手渡した。

 また、県警「穏やかなまちづくり広報大使」の小田加奈子さんによる大会宣言朗読、県警音楽隊によるステージ、お楽しみ抽選会もあった。

 被表彰者は本紙へ。

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