本紙掲載日:2023-10-10
(9面)

アトリエ・クルールの秋季作品展

13日からアートスペースカイロスで開かれる「アトリエ・クルール秋季作品展」
額縁にもこだわった個性あふれる作品たち

13〜15日、延岡・カイロス

 延岡市の絵画愛好グループ「アトリエ・クルール」(川内寧彦代表)は13〜15日、同市東浜砂町のアートスペースカイロスで初の秋季作品展を開く。入場無料。開場は午前10時〜午後5時。川内代表は、「まだ落ち着かない世の中ですが、作品を見てひとときでも心を落ち着かせていただけたら」と来場を呼び掛けている。

 同グループには30〜70代の16人が在籍しており、毎週水曜日に同市愛宕町の恒富地区高齢者コミュニティセンターで活動している。講師の小島康男さん(アートスペースカイロス代表)の「個性を大切にする」という方針のもと、会員は描きたいモチーフを自身が感じた色と技法、構図などを用いて表現している。

 同展には、会員の自信作から、秋をイメージさせる木の実やキキョウを題材に暖色を使って仕上げた新作まで約50点が並ぶ。大きさは部屋に飾りやすい6号を中心に、はがきサイズも用意。作品はすべて販売(はがきサイズ3500円〜)する。

 また、同展は額縁にもこだわりがあるという。グループの制作活動では通常、絵を仕上げた後に作風にぴったりな額縁を選ぶが、今回は木目調のモダンなものから金銀色があしらわれた上品なものまで、多種多様な額縁の雰囲気に合う作品作り、作品選びを心掛けた。

 小島さんは、「アトリエ・クルールは販売を目的に活動しているわけではないですが、自分が描いた作品を手に取ってもらえるうれしさ、厳しさを経験してほしいと思って同展を提案した。来場される皆さんにも作品を大切にしていただき、四季などを感じていただけたら」と話す。

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