本紙掲載日:2023-10-11
(7面)

学校の特色知る

62人の小学生が参加した尚学館中高の一日体験入学

尚学館中で一日体験入学

 延岡学園尚学館中学校・高等部(柳田光寛校長)は7日、延岡市大峡町の同校で小学生対象の一日体験入学を開き、児童62人が理科の実験を楽しんだ。

 大会議室であった開講式で柳田校長は「本校は他校より実験をする時間が多いと思う。これは疑問を抱いたり感動したりする場面をつくるため。そして、さらに興味や関心を抱き、専門的な学習をしたいと思う生徒を増やすのが本校の特色。実験で何を学習するのかを理解して楽しんでほしい」とあいさつした。

 その後、児童は実験室に移動し、昆布の粘りと除湿剤でカラフルな人工イクラを作る実験を行った。児童は高校2年生から手ほどきを受けながら、紙コップに入った昆布の粘りに好きな色の絵の具をそれぞれ混ぜて、除湿剤に一滴ずつ垂らした。赤や青、黄色などの色鮮やかで本物そっくりのイクラができ、児童は最後まで夢中になって作っていた。

 実験後、生徒が学校生活を紹介し「一人一人が主人公みたいに過ごせる」「ぜひこの学校に来てください」とアピールした。

 また、児童が実験している間、保護者を対象に生徒がパワーポイントを用いて同校の特色や学校の授業内容などをプレゼンした。

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