本紙掲載日:2023-10-12
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のべおか日本語教室開講

開講した「のべおか日本語教室」

10月末まで受講生募集

 延岡市内で働いたり、生活したりする海外出身者を対象にした「のべおか日本語教室」が11日、同市中小企業振興センターで開講した。初級と中級の2クラスに分かれ、令和6年12月までの全10回、日常生活に役立つ日本語を学んでいく。

 日本語教室は、市の外国人材地域交流促進事業として2020年度から毎年開講している。今年度からは旭化成グループの旅行関連会社「エルオルト」(本社・東京都、石垣狼彈卍后砲受託し、実施する。

 初日は初級、中級クラスに、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、ミャンマー出身の計7人が参加。

 午前中にあった初級クラスで、市人材政策・移住定住推進室の志道政彦室長は、「分からないこと、知りたいことが日本語で聞けるようになると延岡での生活が楽しくなると思います。自分がハッピーになると思って勉強してください」と呼び掛け、激励した。

 受講生は自己紹介や家族の紹介の仕方について学習。順番に紹介し合うなどして日本語に触れ、互いへの理解も深めた。

 最終日の12月20日には、同センターで2クラス合同の成果発表会を開く。エルオルトの山村麻美さんは「外国人の採用を考えている企業の方などにぜひ来ていただき、一生懸命勉強した姿を見てほしい」と話している。午後1時開始予定。

 また、今月末まで引き続き受講生を募集している。市内在住もしくは、市内の企業に勤める人が対象。企業の担当者による見学も可能という。問い合わせはエルオルト(電話070・8699・8033)。

◆生活研修バスツアー・参加者募集

 エルオルトは、11月1日午前9時から「延岡で働く外国人のための生活研修バスツアー」を行う。参加者とボランティアを募集している。定員20人。無料。

 当日は午前8時半に中小企業振興センター4階の研修室3に集合。同9時から、クリーンセンター見学や、生活に必要なことを学ぶ生活研修。道の駅北川はゆまでは参加者全員で昼食を取る。

 午後からは、旭化成延岡展示センターの見学、あゆやなの見学、アユの試食、交流イベントなどを通して延岡に触れる。午後5時15分解散予定。申し込みはエルオルトのホームページ、もしくは電話(電話070・8699・8033)から。

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