本紙掲載日:2023-10-13
(6面)

再結成20周年の記念演奏会

演奏会に向けて練習に励むロブスター混声合唱団の団員

29日、ロブスター混声合唱団

 ロブスター混声合唱団(山本満之代表)は29日午後2時から、延岡市東本小路の野口遵記念館で再結成20周年を記念した演奏会を開く。

 同合唱団は〃えびちゃん〃の愛称で多くの人から親しまれていた故海老原吉之さんを中心に、歌が好きな人が集まって1948年に発足。オーケストラとの共演や歌劇公演を行うなど、県内の音楽界をリードしてきた。

 しかし、海老原さんの体調を考慮して約20年の活動の末、休止に。その後、当時の活動を知る有志が集まり、2001年に再結成した。一昨年には新生20周年を迎えたが、コロナ禍で記念演奏会を延期していた。

 現在は60〜80代の約30人が所属。毎月第2、4月曜日の夜、恒富地区高齢者コミュニティセンター(同市愛宕町)や岡富コミュニティセンター(同市幸町)で活動し、演奏会に向けて練習に励んでいる。

 演奏会の第1部は作曲家の中田喜直さんが手掛けた日本の四季にまつわる歌、第2部はスタジオジブリ名曲集より4曲、第3部は同市の男声合唱団「ひむかグリークラブ」の友情出演、第4部は「混声合唱組曲『生まれた街』より『生まれた街へ』」や「混声合唱とピアノのための『きぼうの唄』より『こころの虹』」などの人生の応援歌を歌う。指揮は今村愛子さん、ピアノは糸井美代子さん。

 山本代表は「歌は聴くだけで元気が出る。コロナで落ち込んでいる人を励ますことができるように歌えれば」と来場を呼び掛けている。

 開場は午後1時半。入場料は大人1000円、中高生500円、小学生以下は無料。すべて自由席。チケットは野口遵記念館、延岡総合文化センターで取り扱っているほか、団員からも購入できる。

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