本紙掲載日:2023-10-13
(7面)

親子でスケッチ

秋晴れの下、自由に伸び伸びと

 延岡市と九州保健福祉大学が連携して子育て支援を行う「のべおか子どもセンター」(松田智香子運営委員長)は、7日に同市天下町の延岡植物園で「親子でスケッチしよう」を開催した。秋晴れの穏やかな空の下、14家族39人の参加者は楽しそうに白い画用紙へ色を載せていた。

 テーマなどの設定はなく、画用紙と画板を受け取った参加者はモチーフを求めて散策。何枚描くか、どんな画材を使うかも自由で、クレヨン、色鉛筆、絵の具など家庭ごとに使い慣れた道具を持参していた。

 作品作りに没頭したり、木陰で休憩したり、広場に魅せられてボール遊びを始めたりと過ごし方もいろいろ。トンボが行き交う園内には、ゆったりとした時間が流れていた。

 最後には、完成した絵の発表会があり、個性あふれる作品に温かい拍手が送られた。

 市内から家族3人で仲良く参加した鈴木琴さん(6)は「お絵描きが好き。きょうはオレンジの花と木と空を描いた。トンボとチョウチョウが難しい」と、まだまだ描き足りない様子だった。

 同センターは11月、九州保健福祉大学(同市吉野町)で、さまざまなレクリエーションスポーツが体験できる親子参加型のイベントを開催予定。

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