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藤並さんの力作−幻の九州横断鉄道も
◆年末に展示予定 県総合博物館の「レトロtoミライ展」(7月15日〜8月28日)に展示された旧高千穂鉄道のジオラマが12日、高千穂町三田井の高千穂あまてらす鉄道(=旧高千穂駅、盪格孤Ъ卍后砲僕∩された。12月末から、構内の部品倉庫を改装した歴史資料館(仮称)で有料展示を予定している。 ジオラマは、川南町の会社員で自称・鉄道マニアの藤並克己さん(63)が製作したもの。4畳サイズのベース板に、四季織り成す高千穂鉄道(総延長約50キロ)の魅力を詰め込んだ力作で、2022年4月から約1年をかけて完成させた。 藤並さんは、日之影町出身で南満州鉄道の機関士だった父一芳さんの影響で鉄道が好きになった。生まれも育ちも川南町だが、幼い頃、高千穂町出身の母フサ子さんの実家へ遊びに行くたびに車から高千穂鉄道を眺め、魅入られた。 21年に2畳サイズの沿線ジオラマを製作。翌年3月、その出来栄えに感動した高千穂あまてらす鉄道から感謝状を受けている。 4畳サイズのジオラマは、その際に藤並さんの自宅を訪ねた盪骸卍垢琉様蠅砲茲襪發里如県総合博物館での展示を終えた後は同社で常設展示されることが決まっていた。さらに、展示を予定しているのは同ジオラマだけではない。 同じく盪骸卍垢飽様蠅気譟∈G4月から製作していた高千穂―高森駅(総延長約27キロ)の沿線ジオラマ2畳分を追加。トンネル掘削中の出水事故により工事が中断され、1980年の国鉄再建法成立に伴う予算凍結で立ち消えとなった幻の九州横断鉄道を再現した。 このほか、国鉄時代の写真や鉄道用備品(券売機、信号保安設備等)などを解説付きで展示。現存する高千穂鉄道時代の車両を再塗装し、1車両を展示室として開放する予定。入場料は検討中。 藤並さんは「やっと、この場所(高千穂あまてらす鉄道)に到着できたかという気持ちです。たくさんの人に高千穂鉄道の魅力が伝わってほしいし、伝わってくれたらとてもうれしい」と笑顔。 高千穂あまてらす鉄道の眇考ゼ運輸施設主任(28)は「藤並さんのジオラマにはストーリーがちりばめられています。細部までこだわり抜かれたであろうジオラマを鑑賞していただき、高千穂鉄道に思いをはせてもらいたい」と話していた。 急峻(きゅうしゅん)な山々と渓谷を横断する高千穂鉄道は、車窓から望む雄大な景色で人気を博していたが、05年に襲来した台風14号で二つの橋が流失。土砂崩れなどの被害も重なり、08年に廃線となった。
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藤並さんの力作−幻の九州横断鉄道も
◆年末に展示予定
県総合博物館の「レトロtoミライ展」(7月15日〜8月28日)に展示された旧高千穂鉄道のジオラマが12日、高千穂町三田井の高千穂あまてらす鉄道(=旧高千穂駅、盪格孤Ъ卍后砲僕∩された。12月末から、構内の部品倉庫を改装した歴史資料館(仮称)で有料展示を予定している。
ジオラマは、川南町の会社員で自称・鉄道マニアの藤並克己さん(63)が製作したもの。4畳サイズのベース板に、四季織り成す高千穂鉄道(総延長約50キロ)の魅力を詰め込んだ力作で、2022年4月から約1年をかけて完成させた。
藤並さんは、日之影町出身で南満州鉄道の機関士だった父一芳さんの影響で鉄道が好きになった。生まれも育ちも川南町だが、幼い頃、高千穂町出身の母フサ子さんの実家へ遊びに行くたびに車から高千穂鉄道を眺め、魅入られた。
21年に2畳サイズの沿線ジオラマを製作。翌年3月、その出来栄えに感動した高千穂あまてらす鉄道から感謝状を受けている。
4畳サイズのジオラマは、その際に藤並さんの自宅を訪ねた盪骸卍垢琉様蠅砲茲襪發里如県総合博物館での展示を終えた後は同社で常設展示されることが決まっていた。さらに、展示を予定しているのは同ジオラマだけではない。
同じく盪骸卍垢飽様蠅気譟∈G4月から製作していた高千穂―高森駅(総延長約27キロ)の沿線ジオラマ2畳分を追加。トンネル掘削中の出水事故により工事が中断され、1980年の国鉄再建法成立に伴う予算凍結で立ち消えとなった幻の九州横断鉄道を再現した。
このほか、国鉄時代の写真や鉄道用備品(券売機、信号保安設備等)などを解説付きで展示。現存する高千穂鉄道時代の車両を再塗装し、1車両を展示室として開放する予定。入場料は検討中。
藤並さんは「やっと、この場所(高千穂あまてらす鉄道)に到着できたかという気持ちです。たくさんの人に高千穂鉄道の魅力が伝わってほしいし、伝わってくれたらとてもうれしい」と笑顔。
高千穂あまてらす鉄道の眇考ゼ運輸施設主任(28)は「藤並さんのジオラマにはストーリーがちりばめられています。細部までこだわり抜かれたであろうジオラマを鑑賞していただき、高千穂鉄道に思いをはせてもらいたい」と話していた。
急峻(きゅうしゅん)な山々と渓谷を横断する高千穂鉄道は、車窓から望む雄大な景色で人気を博していたが、05年に襲来した台風14号で二つの橋が流失。土砂崩れなどの被害も重なり、08年に廃線となった。