安心して暮らせるまちへ−全国地域安全運動

青パトが巡回、防犯啓発−門川町

　門川町は全国地域安全運動（１１〜２０日）初日の１１日、町役場で防犯パトロールに取り組んでいる青色回転灯装備車「青パト」の出発式を行った。

　同運動に合わせて初めて企画。青パトによる防犯活動を展開する町内の自主防犯組織５団体と、児童生徒の登下校時の見守り活動に取り組む町子ども見守りネットワークの代表者ら約５０人が参加した。

　山室町長は「安全安心な暮らしを実現させるためには日頃から地域一体となり、『自分たちの地域は自分たちで守る』という防犯意識の向上や、地域の中で声を掛け合うなどの防犯活動に取り組むことが重要」とあいさつ。

　日向警察署長の梅原守署長は「青パトによる防犯活動には犯罪者を寄せ付けない効果だけでなく、地域の皆さんに『私たちも気を付けよう』という当事者意識を持ってもらう効果もある。ぜひ、今後も継続していただきたい」と呼び掛けた。

　続いて、自主防犯組織を代表して門川小学校子ども見守り隊の松本和志隊長が「住民の安心安全な生活や児童生徒の安全を確保し、犯罪のない安心して暮らせる門川町を目指して防犯活動に取り組む」と「誓いの言葉」を述べた。

　車両点検後、警察車両を先頭に６台の青パトが順番に防犯パトロールに出発し、約１時間、町内を回った。