本紙掲載日:2023-10-17
(7面)

演奏家4人と共演−緑ケ丘小

演奏家と練習の成果を披露する児童
最後は「世界に一つだけの花」を演奏家の伴奏で全校児童が合唱

鑑賞や発表通し音楽に親しむ

 延岡市立緑ケ丘小学校(長友紀校長、170人)は12日、同校体育館で市内在住の演奏家と児童が共演して音楽を楽しむ「みどりコンサート」を開いた。

 児童と来校した学校運営協議会委員やNPO法人学校支援のべおかはげまし隊隊員らが鑑賞。池田靖子さん(バイオリン)、重黒木沙希さん(クラリネット)、矍戚斉香さん(コントラバス)、川添智怜さん(ピアノ)が出演し、児童に音楽の楽しさを伝えた。

 演奏家の4人が「サウンド・オブ・ミュージックメドレー」を演奏して幕開き。その後、児童が授業で練習した曲を学年ごとに4人と披露した。

 このうち、1年生は「世界中の子ども達が」を合奏。タンバリンと鈴をリズムよく鳴らしながら元気よく歌った。6年生は「翼をください」を透き通った歌声で合唱。大勢の人の前に立つ児童は緊張した様子だったが、演奏家と一緒にこれまでの練習の成果を存分に発揮した。

 その後、4人は「宇宙戦艦ヤマト」「花は咲く」を演奏。児童は、それぞれの楽器の音色に静かに耳を傾けた。最後に「世界に一つだけの花」を演奏し、児童全員が歌ってコンサートを締めくくった。

 6年生の大平琉粋さん(12)は「緊張したけれど、演奏家と一緒に歌えて楽しかった。4人の演奏は生で聴くときれいな音が出ていて良かった」と話していた。

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