本紙掲載日:2023-10-18
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災害時の輸送手段確保へ

協定を締結した県と県バス協会の関係者(16日、県庁)

県と県バス協会が協定締結

 県と県バス協会(盒狂治会長)は16日、大規模災害発生時に被災者をはじめ、応急対応に携わる人員や資機材の輸送手段を確保することを目的とした協定を結んだ。県庁で締結式があり、河野俊嗣知事と盒恐馗垢協定書に署名した。

 県危機管理課によると、県からの依頼を受けた同協会がバスを手配し、避難所に入りきれなかった被災者を別の避難所に移したり、駅などにいる滞留者を避難所に送り届けたりするほか、応急対策のための人員や資機材、ボランティアの輸送に取り組むという。

 河野知事は「力を合わせて安心安全な宮崎の体制づくりを進めたい」とあいさつ。盒恐馗垢蓮締結が加盟社の全会一致だったことに触れ「県民の役に立ちたいという思いがある。訓練して日頃から備えていきたい」と述べた。

 同協会によると、加盟する県内のバス事業者24社が保有するバス(小型、中型、大型)は、今月1日現在で662台で、内訳は乗り合いバス376台、貸し切りバス286台という。

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