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MJC研修生15人が企業視察など
◆「世界は一つ」延岡中で書道体験も ミャンマー日本人材開発センター(MJC)の経営塾で学ぶミャンマーの若手経営者15人が、経営研修のため18日から延岡市を訪れている。両者の交流は10年ほど前に始まり、経済を中心に観光、文化など各分野に広がりをみせていたが、新型コロナの影響などで途絶えていた。同研修も20年2月を最後に約4年ぶり。関係者は再開を祝うとともに、今後の交流継続に期待を寄せていた。 MJCは、国際協力機構(JICA)が設立する施設で、経営塾ではミャンマーの若手経営者らが日本企業の経営手法などを学ぶ。訪日研修はその一環で、延岡研修は交流を進める延岡・ミャンマー友好会(会長・吉玉典生延岡商工会議所会頭)が研修生を受け入れ、サポートしている。 友好会などによると、今回の訪日研修は京都、大阪、鎌倉などを訪れ、29日に帰国する計画。 12日間の日本滞在の中で延岡研修は初日から6日間を占め、研修生は期間中、ホストファミリー宅に滞在し日本の生活習慣や文化への理解を深めながら、企業視察や交流活動を予定している。 一行は19日、延岡中学校を訪問し、生徒と触れ合った。交流会では生徒が両国国旗の小旗を振って歓迎。研修生は、生徒の英語のスピーチで延岡の文化や食への理解を深めた。 書道体験では15人が一文字ずつ書き、「世界は一つ皆で作ろう平和な社会」のメッセージが完成。研修生は伝統舞踊を披露し、生徒のおもてなしに感謝した。 研修生に贈った歌「ふるさと」のピアノ伴奏を担当した3年生の伊藤丈琉さん(14)は「外国の人と話す機会がないので、交流は良い経験になりました」、松下嘩蓮さん(15)は「楽しく触れ合うことができて良かった。皆さん明るく優しい方でした」と話した。 同夜は延岡市内のホテルで、研修生をはじめ友好会、ホストファミリー、関係者らが出席して歓迎交流会があり、乾杯してミャンマーと延岡の交流や経営塾の訪日研修の再開を祝福した。 吉玉会長は「延岡での研修が記憶に残る意義深い研修になることを期待しています。人と人との交流を進めながら、経済交流を続けていきたい」と今後への期待を膨らませていた。 ヤンゴン市で自動車リース業を営むアウン・ティン・ルウウィンさん(52)は「日本の会社経営や事業の活性化に技術をどう生かせばいいのかを学びたい」。マンダレー市で建設会社などを経営するナン・ケチ・リンさん(40)は「日本の労働安全衛生を学びたい。建設現場から出る廃材などの廃棄物の管理なども見聞したい」と話していた。 延岡市とミャンマーの交流は、2014年1月に延岡市内の企業の若手経営社が同国を訪問し、現地の企業経営者らと交流したことを契機に、その後の研修受け入れやビジネスセミナー、商談会、相互交流などを通じて関係が深化した。 また、16年11月にはMJCで日本経営を学んだ研修生の同窓会(MABA)の企業経営者の有志が、第二の都市・マンダレー市に延岡の情報発信拠点「ノベオカフェ」を開設したことで、さらに交流は加速。 19年には延岡商工会議所とMABAが、お互いの経済交流と発展に協力する連携協定を締結。交流は経済にとどまらず、観光、文化、スポーツにも広がりをみせていたが、新型コロナウイルスの感染拡大や21年の同国の軍事クーデターの影響で交流は中断していた。
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MJC研修生15人が企業視察など
◆「世界は一つ」延岡中で書道体験も
ミャンマー日本人材開発センター(MJC)の経営塾で学ぶミャンマーの若手経営者15人が、経営研修のため18日から延岡市を訪れている。両者の交流は10年ほど前に始まり、経済を中心に観光、文化など各分野に広がりをみせていたが、新型コロナの影響などで途絶えていた。同研修も20年2月を最後に約4年ぶり。関係者は再開を祝うとともに、今後の交流継続に期待を寄せていた。
MJCは、国際協力機構(JICA)が設立する施設で、経営塾ではミャンマーの若手経営者らが日本企業の経営手法などを学ぶ。訪日研修はその一環で、延岡研修は交流を進める延岡・ミャンマー友好会(会長・吉玉典生延岡商工会議所会頭)が研修生を受け入れ、サポートしている。
友好会などによると、今回の訪日研修は京都、大阪、鎌倉などを訪れ、29日に帰国する計画。
12日間の日本滞在の中で延岡研修は初日から6日間を占め、研修生は期間中、ホストファミリー宅に滞在し日本の生活習慣や文化への理解を深めながら、企業視察や交流活動を予定している。
一行は19日、延岡中学校を訪問し、生徒と触れ合った。交流会では生徒が両国国旗の小旗を振って歓迎。研修生は、生徒の英語のスピーチで延岡の文化や食への理解を深めた。
書道体験では15人が一文字ずつ書き、「世界は一つ皆で作ろう平和な社会」のメッセージが完成。研修生は伝統舞踊を披露し、生徒のおもてなしに感謝した。
研修生に贈った歌「ふるさと」のピアノ伴奏を担当した3年生の伊藤丈琉さん(14)は「外国の人と話す機会がないので、交流は良い経験になりました」、松下嘩蓮さん(15)は「楽しく触れ合うことができて良かった。皆さん明るく優しい方でした」と話した。
同夜は延岡市内のホテルで、研修生をはじめ友好会、ホストファミリー、関係者らが出席して歓迎交流会があり、乾杯してミャンマーと延岡の交流や経営塾の訪日研修の再開を祝福した。
吉玉会長は「延岡での研修が記憶に残る意義深い研修になることを期待しています。人と人との交流を進めながら、経済交流を続けていきたい」と今後への期待を膨らませていた。
ヤンゴン市で自動車リース業を営むアウン・ティン・ルウウィンさん(52)は「日本の会社経営や事業の活性化に技術をどう生かせばいいのかを学びたい」。マンダレー市で建設会社などを経営するナン・ケチ・リンさん(40)は「日本の労働安全衛生を学びたい。建設現場から出る廃材などの廃棄物の管理なども見聞したい」と話していた。
延岡市とミャンマーの交流は、2014年1月に延岡市内の企業の若手経営社が同国を訪問し、現地の企業経営者らと交流したことを契機に、その後の研修受け入れやビジネスセミナー、商談会、相互交流などを通じて関係が深化した。
また、16年11月にはMJCで日本経営を学んだ研修生の同窓会(MABA)の企業経営者の有志が、第二の都市・マンダレー市に延岡の情報発信拠点「ノベオカフェ」を開設したことで、さらに交流は加速。
19年には延岡商工会議所とMABAが、お互いの経済交流と発展に協力する連携協定を締結。交流は経済にとどまらず、観光、文化、スポーツにも広がりをみせていたが、新型コロナウイルスの感染拡大や21年の同国の軍事クーデターの影響で交流は中断していた。