本紙掲載日:2023-10-20
(2面)

75歳以上・元気な高齢者962人表彰

表彰を受けた(左から)黒田さん、盒兇気鵝古本さん。右は読谷山市長(18日、延岡総合文化センター)

今年度創設・健康状態をより長く−延岡

 令和4年度に後期高齢者医療健診を受けた75歳以上の人のうち、健診結果が良好で要介護認定を受けていないなどの基準を満たした延岡市民に贈る「元気な高齢者表彰式」が18日、延岡総合文化センターであった。対象者は962人(男性408人、女性554人)。式には代表の3人が出席、読谷山洋司市長が賞状を贈った。

 表彰制度は、健康維持・増進へのモチベーションを高めることで健診受診率を向上させ、健康な状態をより長く続けてもらうことを目的に、市が今年度から設けた。受賞者のうち、最高齢者は大野マツ子さん(96)=北浦町=だった。

 式で、読谷山市長は「生活のリズムをしっかりと保ち、食事や運動に気を付けながらおしとやかにお過ごしいただければ」と激励。受賞者を代表して出席した黒田福代司さん(93)=北川町=、盒極吉さん(88)=東本小路=、古本政子さん(81)=大貫町=に賞状を手渡した。

 黒田さんは「健康の秘訣(ひけつ)は毎朝30分間の散歩とみそ汁を食べること。これを継続して健康でいたい」。盒兇気鵑蓮岼芦柔OB会で週に1回、グラウンドゴルフをしている。今の健康状態を続けたい」。古本さんは「金堂ケ池の周りの散歩と子どもの交通安全の見守りをしている。いつまでできるか分からないができる限り頑張りたい」と意気込んだ。

 式後は記念講演会もあり、宮崎大学医学部の渡邉望教授が「脳卒中になるその前に!『かくれ心房細動』ゼロ!!作戦」と題して話した。

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