本紙掲載日:2023-10-20
(2面)

技能五輪・アビリンピック

技能五輪全国大会・全国アビリンピックの県選手団激励式で「誓いのことば」を述べる新名さん(左)ら

県代表の誇り胸に−県北から6人

◆選手団激励−県庁

 第61回技能五輪全国大会と第43回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)の県選手団激励式は16日、県庁であり、各大会の出場者17人が活躍を誓った。県北からは技能五輪の2職種に2人、アビリンピックの4職種に4人が臨む。

 技能五輪(厚生労働省など主催)は、23歳以下の青年技能者を対象にした大会で、技能尊重の機運醸成などを目的に開催。昨年度は県勢4人が入賞した。今回は11月17日から21日まで、愛知県国際展示場などで行われ、県北からは家具に新名翔琉さん(21)、建具に溝口京吾さん(19)=いずれも延岡市のキサヌキ=が出場する。

 全国アビリンピック(高齢・障害・求職者雇用支援機構主催)は、障害のある人たちが職場などで培った技能を競う大会。技能五輪と同じく11月17日から愛知県国際展示場で行われ、県北からはワード・プロセッサに甲斐絵里香さん(32)、ビルクリーニングに満吉優仁さん(23)、表計算に見山浩章さん(37)、縫製に河野李佳さん(22)=いずれも延岡市の旭化成アビリティ延岡営業所=が挑む。

 激励式には、選手や関係者ら約60人が出席。県職業能力開発協会の横田照夫会長は「4年ぶりに入場制限なしで開かれる。全国から参加する多くの技能者と交流を深め、技術を向上させてほしい」とあいさつ。高齢・障害・求職者雇用支援機構宮崎支部の岩本峰幸宮崎支部長は「悔いのない戦いとなることを祈っている」と激励した。

 最後に、技能五輪に出場する新名さんら選手代表2人が「宮崎県代表としての誇りを持ち、最後まで全力で競技することを誓う」と述べた。

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