日向市文化賞に瀧井修さん

地域医療・福祉の向上に寄与−授賞式は１１月３日

　日向市は２０日、２０２３年度の日向市文化賞（体育・一般部門）に日向市塩見の医師、瀧井修さん（７２）が決まったと発表した。授賞式は１１月３日、同市役所で行われる。

　瀧井さんは、１９８３年５月から９８年１１月まで医療法人社団慶城会瀧井病院院長、９８年６月から社会福祉法人清風会理事長、同年１１月から同病院理事長。この間、介護老人福祉施設や児童心理治療施設を開設し、地域医療・地域福祉の向上に寄与してきた。

　また、市内小中学校の学校医や市就学支援委員会の委員を担い、学校保健や特別支援教育にも貢献している。

　地域医療に従事する傍ら、９７年から２０１９年まで日向市レクリエーション協会会長としてレクリエーション活動の普及促進に尽力。１３年から２１年まで同市スポーツ協会会長を務め、組織の充実発展とスポーツの普及振興に力を尽くし、地域文化の向上にも貢献するなど幅広い功績が評価された。

　市は１９６８年に同賞を創設。文化の向上発達に大きな功績があった人を表彰している。今回を含めて受賞者は６２個人３団体となった。