本紙掲載日:2023-10-23
(2面)

〃夢の一皿〃いただきます−三ケ所小

町産食材ふんだん・バイキング給食−五ケ瀬

 地元食材をふんだんに盛り込んだ年に一度の「バイキング給食」が17日、五ケ瀬町立三ケ所小学校(古賀正洋校長、54人)であり、全校児童が魅力あふれる特別メニューに舌鼓を打った。

 体調や栄養バランスを考えて献立を組み、自己管理能力や地産地消への理解を深めることが目的。今年は、2年生が校内で育てたサツマイモの「お芋チップ」をはじめ、「ひむか五目スープ」「黒豚メンチカツ」「ビーンズサラダ」「ブルーベリーパン」など9品を同校の調理員が用意した。

 体育館に集まり、主食、主菜、副菜から必ず食べる▽2品から1品を選んで食べるなどルールに沿って選択。皿が載ったお盆を持って一列に並び、配膳係の教諭に希望を伝えながら〃夢の一皿〃を完成させた。

 学年別で輪になってブルーシートに座り、「いただきます」の合図で給食を頬張った児童は「おいしい!」「最高!」とにっこり。食事の途中には、地元の食材や食材に含まれる栄養素に関する地産地消クイズもあり、楽しいひとときを過ごした。

 5年生の飯干凜咲さん(10)は「お芋チップが大好きで毎年、楽しみにしている。五ケ瀬町にはおいしい食べ物がたくさんあって幸せだなと思ったので、これからも地産地消を考えながら食べたい」とほほ笑んでいた。

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